昭和グループの歩みは、1937年(昭和12年)に創業された「昭和自動車株式会社」に端を発します。創業の地である佐賀県唐津市から事業を拡大し、現在では佐賀・福岡の2大拠点を軸に強固なネットワークを構築しています。
統括組織としての昭和グループの会社概要を俯瞰すると、持株会社機能と各中核事業会社が有機的に連携するピラミッド型の組織図が形成されています。グループの経営哲学には、地域社会への還元と交通インフラの維持が深く根付いており、歴代社長の経営手腕によって、単一の交通事業者に留まらない事業多角化が推し進められてきました。
歴代のリーダーシップにおいて特筆すべきは、高度経済成長期から平成、令和に至る過程で、モータリゼーションの波をいち早く捉えて自動車販売事業や産業車両分野へと果敢に打って出た点です。この先見性が、地方交通事業者が直面しやすい人口減少リスクを分散し、強靭な財務体質を築く原動力となりました。