Q1:花菖蒲の花を菖蒲湯(お風呂)に入れても薬効はありますか?
A1:薬効はありません。端午の節句で健康祈願に使われるのは、精油成分を含むサトイモ科の「ショウブ」の葉です。アヤメ科である花菖蒲の葉や花には、ショウブ特有の芳香成分や血行促進成分は含まれていません。
Q2:杜若(かきつばた)の漢字の読み方と名前の由来は何ですか?
A2:漢字では「杜若」または「燕子花」と書き、どちらも「かきつばた」と読みます。かつてこの花の花汁を布に擦り付けて青く染めたことから「書付花(かきつけばな)」と呼ばれ、それが転じて「かきつばた」になったとされています。
Q3:あやめと花菖蒲の開花時期のピークは完全に重なりますか?
A3:ほとんど重なりません。開花は「あやめ(5月上旬〜中旬)」→「かきつばた(5月中旬〜下旬)」→「花菖蒲(5月下旬〜6月下旬)」の順でリレーのように移り変わります。5月上旬に咲いているものはあやめ、6月に入ってから見頃を迎えるものは花菖蒲と推測できます。
Q4:アヤメ科の植物を水の中で育てると根腐れしますか?
A4:あやめは完全に乾燥した土を好むため、水中に浸けると根腐れを起こして枯れてしまいます。逆に杜若は年中水中に根を張る環境を好みます。花菖蒲は開花期こそ水分を好みますが、冬の休眠期に水没し続けると株が弱るため、季節ごとの水管理が異なります。