親指の付け根を痛めた際、湿布を貼って様子見をしてよい範囲と、直ちに整形外科専門医の受診が必要なラインを明確に見極める必要があります。
直ちに整形外科を受診すべき「警戒シグナル」
- 親指の腹と人差し指で「OKサイン」を作ったとき、力を込めると親指付け根がグラつき痛む。
- 受傷後数時間で親指の付け根から手のひらにかけて青紫色の内出血が浮き出てきた。
- 関節部分が明らかに反対側の親指と比べて腫れ上がり、熱感がある。
- 受傷から3日以上経過しても、ズキズキする自発痛や動作時痛が軽減しない。
専門医によるX線(レントゲン)撮影はもちろん、必要に応じて超音波エコー検査やMRI検査を受けることで、レントゲンに写らない靭帯損傷や微小な剥離骨折を早期に確定診断できます。早期発見であれば、ギプスや専用装具による保存療法だけで手術を回避し、短期間で完全治癒を目指すことが可能です。