「ジム帰りの夕食に最適」「消化に優れていて胃がもたれない」。そう語るのは、都内の大手フィットネスクラブに通う30代の女性だ。近年、過度な脂質制限や極端な糖質制限が見直され、消化吸収率の高い良質な海洋性タンパク質への回帰が起こっている。
鶏胸肉やブロッコリーに一時期偏っていたフィットネス層が、パサつきがなく適度な旨味を持つ白身魚のフィレに流れているのだ。また、骨を喉に詰まらせる心配がない点は、高齢化が進む日本社会においてシニア世代の家族を持つ世帯にとっても絶大な安心感をもたらしている。世代を超えた食の共通言語として、その存在感は日に日に増すばかりだ。