現在聳え立つ伊賀上野城の天守閣は、昭和10(1935)年に地元の衆議院議員・川崎克が私財を投じて建てた「伊賀文化産業城」だ。鉄筋コンクリートでの再建が主流だった時代において、あえて伝統的な純木造建築にこだわって建てられた天守は美しい気品を漂わせている。その歴史的・建築的価値は極めて高く、公益財団法人日本城郭協会が指定する「日本100名城」の一つとして、今も全国の城郭ファンを惹きつけてやまない。
天守閣内部には、当時の政財界人や日本画の巨匠から贈られた絢爛豪華な天井絵が飾られており、一見の価値がある。現地へ足を運ぶ前、あるいは旅の余韻に浸る夜には、NHKオンデマンドを活用するのがおすすめだ。藤堂高虎の波乱に満ちた生涯や大坂の陣をテーマにした歴史ドキュメンタリー、大河ドラマを鑑賞しておけば、高石垣の前に立ったときの感動と立体感は何倍にも跳ね上がるだろう。 (出典: 伊賀 上野 城(Yahoo!ニュース))
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