国民的アイコンであるドラえもんの「青くて耳がない」姿は、最初からのデザインではありません。ドラえもん誕生秘話を語るうえで外せないのが、製造時のハプニングと悲劇的なアクシデントの数々です。
2112年9月3日、マツシバロボット工場の製造ラインを流れていたドラえもんは、近隣で発生したタイムパトロールの追跡劇による落雷ショックを受け、頭部のネジが1本抜け落ちてしまいます。このアクシデントによって他のロボットよりもちょっぴりドジでおっちょこちょいな個性が生まれ、特売ロボットとして扱われることになりました。
当時のドラえもんは耳が生えた黄色いボディをしていました。しかし、お昼寝中に工作用ネズミ型ロボットに耳をかじられてしまい、医療ミスも重なって耳を完全に切除。その無残な頭部を鏡で見てショックを受けたドラえもんは、泣きながら気分を晴らそうと「元気の素」を飲もうとして誤って「悲劇の素」を誤飲。3日3晩泣き叫び続けた結果、全身の黄色いメッキ塗装が涙で剥がれ落ち、声は枯れ、下地の青色へ変色してしまったという経緯が存在します。