大人の手足口病が恐れられる最大の理由は、その症状の苛烈さにある。子供の場合は軽い発疹と微熱で済むことが多いが、大人がかかると文字通り「動けなくなる」ほどの痛みに襲われる。
初期症状は38度以上の高熱から始まることが多い。その後、手のひらや足の裏、そして口の中に無数の水疱が出現する。この水疱が曲者で、足の裏にできると「ガラスを踏んでいるような激痛」で歩行困難になり、口の中にできれば唾液を飲み込むことすら苦痛になる。知恵袋には「痛すぎて1週間まともに食事ができなかった」「仕事どころではない」といった悲痛な体験談が並ぶ。