放送日である毎週日曜正午、X(旧Twitter)をはじめとするSNS空間では『TVタックル』のハッシュタグが瞬く間にトレンド入りを果たします。そこでの発言の評判とネットの反応を分析すると、女性出演者に対する視聴者の眼差しには、極めて鋭い二極化が見られます。
かつては「女のくせに生意気だ」「感情的で見ていられない」といった前近代的な批判が散見された時代もありました。しかし2026年現在の視聴者コミュニティにおいて高評価を集めるのは、曖昧な言葉でお茶を濁さない「エビデンスに基づいた正論」をズバッと放つ女性論客です。官僚機構の非効率をデータで論破する元官僚パネラーや、法的な問題点を冷静沈着に指摘する女性弁護士のコメントには、「たけしや大竹まことのツッコミにも怯まず、論理的に打ち返していて爽快」「男性政治家が言い淀む核心を突いている」といった好意的なポストが数多く寄せられています。
一方で、世論の反発を招きやすいのは「生活者目線から乖離したエリート主義的発言」や「党派性の強すぎる擁護論」です。特定の政党や既得権益を過剰にかばうような姿勢が見えた瞬間、SNS上では過去の発言ログが掘り起こされ、瞬時に検証・批判の対象となります。現代の視聴者は、スタジオ内の力関係ではなく「言論の誠実さ」を厳密にジャッジしているのです。