SNSや知恵袋などのコミュニティを観察すると、収納テクニックに関して多くの実践者から切実な報告が寄せられています。特に旅行シーズンになると「パッキングで長袖がかさばり、お土産が入らない」という悲鳴が頻発します。
そうした中で圧倒的な支持を集めているのが、軍隊の装備パッキングをルーツとするミリタリーロール長袖の技法です。裾を外側に約10cmほど折り返して「ポケット」を作った状態で全体を細長く折り、襟元から海苔巻きのように固く巻き込んで、最後に裾のポケットをクルッとひっくり返して全体を包み込むという手順です。
実際に旅行パッキングでミリタリーロールを試したユーザーからは、次のようなリアルな反響が寄せられています。
「2泊3日の旅行で長袖カットソー3枚とインナーをミリタリーロールにしたら、スーツケースの片側半分が完全に空いた。衝撃的」(30代男性・会社員の手記より)
「バックパックひとつで移動するとき、中で服がバラバラに散らからないのが何より助かる」(20代女性・バックパッカーの投稿より)
一方で、現場検証から見えたデメリットも無視できません。生地をタイトに巻き上げる性質上、薄手のコットンやレーヨン混紡の長袖シャツに施すと、細かなロールジワがびっしりついてしまう事例が報告されています。現場のプロからは「ミリタリーロールはインナー、ヒートテック、ナイロン系スポーツウェア、機能性カットソーに限定し、シワが目立つシャツ類には避けるべき」という注意喚起がなされています。