毎年4月23日を迎えると、X(旧Twitter)を中心とするSNS上では「#イギリス生誕祭」「#アーサー・カークランド生誕祭」といったハッシュタグが瞬く間に国内トレンドの上位に浮上します。公式設定で明記されていないにもかかわらず、これほど長期間にわたって熱狂が続いている現象は、サブカルチャー界隈でも極めて稀有な事例といえます。
ネット上の生の声や投稿内容を分析すると、お祝いのスタイルにも熱烈なこだわりが見受けられます。
「公式の誕生日がないからこそ、ファンみんなで4月23日を特別にしてきた歴史がある。毎年この日はアフタヌーンティーを用意して紅茶を淹れるのが恒例行事」
「ツンデレで素直じゃないアーサーだから『別に誕生日なんか祝ってほしくない』と言いそう。だからこそ盛大にお祝いしたくなる」
SNS上には、イギリスの象徴であるユニオンジャックや薔薇をモチーフにした美麗なファンアートをはじめ、作中でイギリスが焼き上げる黒焦げのスコーンをあえて再現した手作りスイーツの写真、さらには高級ホテルでの本格的なアフタヌーンティーセットとともにグッズを並べた「生誕祭壇」の写真が溢れかえります。
また、アニメ版でイギリス役を務める声優・杉山紀彰氏の演技に対する称賛の声も欠かせません。杉山氏が演じるイギリスは、気品あるハスキーボイスと、感情が高ぶった際のパンクでやけくそな絶叫とのギャップが秀逸であり、キャラクターソング『パブってGO!』や『絶対不敗英国紳士』などを聴き返しながら、彼の魅力に改めて酔いしれるファンが後を絶ちません。