小規模企業共済で借り入れできる貸付限度額は、納付済掛金合計額の7割〜9割(掛金の納付月数に応じて変動)の範囲内で決定され、最高限度額は2,000万円です。借入単位は10万円以上、5万円単位で設定されています。
金利は制度の種類によって明確に区分されています。平時の運転資金に用いられる一般貸付のほか、経済環境の激変時に利用できるセーフティネット型の貸付も用意されています。
利息の計算方法と「前納方式」の注意点
小規模企業共済貸付の利息計算で極めて重要なのが、利息が借入実行時に前払い(天引き)される仕組みです。
例えば、一般貸付(年利1.50%)で借入期間1年間、100万円を借入する場合:
- 年利息額:1,000,000円 × 1.50% = 15,000円
- 実際の受取額:1,000,000円 - 15,000円 = 985,000円
手元に必要な現金がちょうど100万円である場合、前引きされる利息分を考慮して借入申込額を多めに設定(例:105万円など)しなければ資金ショートを起こすリスクがあります。