西の高校生探偵・服部平次にとって、沖田は剣道の試合で絶対に勝ちたい「壁」である。改方学園と泉心高校の対決は、探偵としての事件解決とは一味違う、純粋な男の意地がぶつかり合う名場面を生み出してきた。
さらに見逃せないのが、大岡紅葉との絶妙な関係性だ。彼女が平次に執着する一方で、沖田との軽妙なやり取りや、お互いのプライベートを知る間柄としての距離感。平次と和葉の恋模様に混ざり込むスパイスとして、沖田の飄々とした態度はドラマを格段に面白くしている。恋のライバルか、それともただの悪友か。絶妙な立ち位置が視聴者を苛立たせつつも引きつける。