「みなさん、ご成人おめでとうございます!って、誰が保護者代表じゃ!」
都内の自治体が主催した式典のステージに、お馴染みの振袖姿(を模した現代風アレンジ衣装)で近藤春菜が登場すると、会場からは割れんばかりの拍手と歓声が沸き起こった。事前の告知は一切なし。新成人たちは一瞬呆然とした後、スマートフォンのカメラを一斉に向けた。
彼女がステージから放ったのは、単なる笑いだけではなかった。SNSでの見え方や、他者からの評価ばかりを気にしてしまいがちな現代の若者たちに対し、「人と違っていてもいい。むしろ、ネタにできるくらいの強さを持ってほしい」と語りかけた。その言葉には、長年バラエティの第一線でイジられながらも、それを唯一無二の武器に変えてきた彼女だからこその重みがあった。