インバウンドの急増と物価高が相まって、日本のゴルフシーンは二極化の一途を辿っている。1ラウンド5万円を超えるインバウンド特化型コースが増加する一方で、庶民が純粋に球を打つ場所が急速に失われつつあるのが2026年の現状だ。
そんな時代にあって、浦添のこのコースが頑なに守り続けているのは「誰もが手軽に芝を踏める」という思想そのものだ。敷居は低く、奥行きはどこまでも深く。予約なしでもふらりと来れば、誰かが笑顔で受け入れてくれる。
西の空が茜色から深い藍色へと沈み、人工照明のカクテルライトが芝生を鮮やかに浮かび上がらせる。仕事を終えた地元の会社員が、グローブをはめながらスタートホールへ歩き出していった。日常と非日常の境界線が消え去る浦添の夜。ゴルフというスポーツが持つ本来の歓びは、おそらくこうした飾り気のない場所でこそ、最も純粋な光を放ち続ける。 (出典: パブリック ゴルフ うら そえ(Yahoo!ニュース))
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