エスカレーターで2階へと上がると、雰囲気ががらりと変わる。広々としたしあわせ信州シェアスペースでは、移住相談窓口や観光インフォメーションデスクが機能的に配置され、長野と東京をシームレスに結ぶハブとして機能している。ここでは信州の食材を使った料理セミナーや伝統工芸のワークショップ、さらにはクリエイターによるトークセッションなどが連日開催され、知的好奇心を刺激するコミュニティが形成されている。
旅の計画を立てるなら、一般社団法人長野県観光機構の専任スタッフが常駐する観光案内カウンターが心強い。一般的なガイドブックには載っていない秘湯、絶景のトレッキングコース、気鋭のクラフトマンが営む隠れ家工房など、現地直結の生きた情報を提供してくれる。次の休日にどこへ行くべきか、対話を通じて自分だけの旅のルートを組み立てる時間は、すでに旅の一部と言えるだろう。