近年、破局の兆候が最初に現れる場所はテレビのインタビューではなく、本人のSNSアカウントだ。特にInstagramやX(旧Twitter)における「匂わせ」や投稿写真の急な削除、フォロー解除といった些細な変化は、目ざといファンの間で瞬く間に噂として広がり、破局説の火種となる。
一方で、離婚を決意してから公表に至るまでに長いタイムラグが生じる大きな要因が、巨額の「違約金問題」だ。企業のイメージキャラクターや大型CM契約を結んでいるタレントの場合、離婚がスポンサー企業のブランドイメージを損ねるリスクを及ぼす。そのため、数千万円から数億円に上る違約金の発生を避けるべく、契約満了のタイミングまで仮面夫婦を演じ続けざるを得ないケースも少なくない。熱狂的なSNSの拡散と、水面下で蠢く商業的リスクが重なり合い、離婚劇はより複雑な様相を呈していくのだ。