「戦隊ヒーロー出身者が集まった歌謡グループ」という純烈のアイデンティティは、リーダー・酒井一圭の緻密な戦略から生まれました。
酒井自身が『百獣戦隊ガオレンジャー』で全国の母親世代から熱烈な支持を受けた経験から、「戦隊・特撮のヒーロー俳優たちは、礼儀正しく、舞台度胸があり、何よりお母さん世代の心を掴む素養がある」と確信。仕事が激減し伸び悩んでいた俳優仲間へ直談判を重ねました。
白川裕二郎は相撲部屋仕込みの礼儀作法と勝負強さを持ち、小田井涼平や岩永洋昭はモデル仕込みのスタイルと確固たる演技力を保持。彼らがスーパー銭湯の狭いステージで汗を流し、観客一人ひとりと握手を交わす「距離ゼロのファンサービス」を展開したことで、特撮ファンと中高年層の双方が熱狂する唯一無二のムーブメントへと結実しました。