アニメ化の成功を支えたバックボーンには、連載メディアと原作者の確かな筆力がある。芳文社が発行する「まんがタイムきららMAX」にて連載を開始した本作は、作者であるKoi氏の緻密なカラーイラストと、細部まで描き込まれた背景描写で当初から異彩を放っていた。
4コマ漫画という限られた枠組みの中で、コマの余白やキャラクターの視線にまで気を配るKoi氏の美学。芳文社の「きらら」ブランドが長年培ってきたノウハウと、Koi氏の上質なグラフィックセンスが融合したことで、原作コミックスは紙面を超えた広がりを見せ、メディアミックスの模範例として金字塔を打ち立てた。