折り紙と聞くと、難解な工程を思い浮かべる人も少なくないだろう。しかし、基本さえ抑えれば子どもや工作が苦手な大人でも驚くほど綺麗に仕上げることができる。大きく分けて、壁面にすっきり貼れる平面タイプと、テーブルの上に立たせて楽しむ立体タイプの二種類が存在する。
平面タイプは、正方形の紙を対角線に折るシンプルな工程からスタートする。角を少し折り込んで鱗のラインを作り、ペンで目玉を書き入れるだけで、愛らしい一匹が完成する。小さな子どもでも数分で作れるため、保育現場や家庭での共同作業にうってつけだ。
一方、空間に奥行きを生み出す立体タイプは、胴体部分にふんわりとした膨らみを持たせるのが骨頂だ。筒状にくるりと巻く手法や、蛇腹折りを応用して躍動感を出す折り方など、発想次第でバリエーションは無限に広がる。尾びれの角度を少し変えるだけで、まるで川の流れを力強く遡上しているかのような躍動感が生まれるのだから面白い。