STARTO ENTERTAINMENTに所属するジュニアの中で、猪狩蒼弥の位置づけはきわめて独特だ。単なるアイドルとしてのパフォーマンスにとどまらず、公演の構成や振付、さらにはラップ詞の提供までこなすマルチな才能を発揮している。
既存の「男性アイドル」という枠組みを軽々と超えていく彼の姿は、変化の激しい芸能界において新しいタレント像の提示でもある。同世代のタレントたちが無難な発言に終始しがちな中で、リスクを冒してでも己のアイデンティティを貫く度胸は異彩を放つ。
炎上リスクと隣り合わせでありながらも、個性を牙として研ぎ澄ます姿勢。彼がジュニアの先頭に立って見せる挑戦は、事務所全体の次世代戦略にとっても大きな実験と言えるかもしれない。