「芋けんぴついてる」の元ネタとは?伝説の少女漫画と最新のバズ解剖

「芋けんぴついてる」の元ネタとは?伝説の少女漫画と最新のバズ解剖

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取材に応じた関係者や当時の誌面から浮かび上がってくるのは、作者である杉しっぽ氏の並々ならぬコメディセンスだ。王道のロマンスを描くことが求められるSho-Comiの誌面において、いかに読者の記憶に残るフックを作るか。その試行錯誤の末にたどり着いた解が、あの固くて甘い油菓子だったという。

「米粒では普通すぎるし、可愛げがない。ケーキのクリームでは王道すぎる」。そう考えた末に選ばれた芋けんぴは、その「固さ」と「存在感の主張」において完璧な小道具であった。髪の毛に引っかかるほどの絶妙な形状と、口に入れた時の「カリッ」という咀嚼音。漫画という視覚情報の中で、読者の五感を刺激する記号としてこれ以上ない選択だったと言える。出版業界の編集担当者すらも脱帽したというこの逸話は、狙い澄まされたプロの技が生んだ必然のヒットであったことを物語っている。

小林 直樹
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小林 直樹

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