噂のレベルにとどまっているとはいえ、地元で「ダイエー西台店の閉店理由」として議論される背景には、施設が抱える構造的な課題が存在します。
最大の懸念材料として挙げられるのが建物の経年劣化と耐震基準への対応です。西台駅前のランドマークとして機能してきた同施設は、開業から長い年月が経過しており、設備全体の維持管理コストが増加しています。近年、昭和期に建設された大型スーパーの多くが建て替えの時期を迎えており、西台店も同様の岐路に立たされているとの見方が根強くあります。
また、流通大手のダイエーが推し進める「イオンフードスタイル(AEON FOOD STYLE)」へのブランド統一や店舗リニューアル戦略も背景にあります。従来の総合スーパー(GMS)業態から、食に特化した高密度な都市型スーパーへとシフトする過程で、衣料品や住生活用品売り場の圧縮が行われるケースが多く、これが地域住民の目に「規模縮小=閉店準備」と映ってしまった側面は否定できません。