原則として、13歳以上の健康な成人は「1回接種」で十分とされている。これは過去に類似のインフルエンザウイルスに感染した経験や、過去のワクチン接種による「免疫の記憶」が体に残っているためだ。1回の刺激で、眠っていた免疫が急速に目覚める。
しかし、受験を控えた学生や、絶対に仕事を休めない重要なプロジェクトを抱えるビジネスパーソンの中には、医師と相談の上で2回接種を選択するケースも増えている。2回目の接種を行うことで、抗体価をさらに引き上げ、効果の持続期間を少しでも引き延ばそうという戦略だ。ただし、これには全額自己負担となるコストとのバランスも考慮しなければならない。