運動療法を続けても姿勢が変わらない場合、あるいは体操が適さない母体条件の場合、次の一手として検討されるのが医療者による施術です。現代の産婦人科医療では、医師が母体のお腹の外側から手を当てて胎児の頭を自然な向きへと誘導する「外回転術プロトコル」が厳格に管理された環境下で実施されます。
この施術は、厚生労働省が定める医療安全基準や各施設の高度な管理体制のもとで行われます。子宮収縮抑制剤を投与しつつ、リアルタイムの超音波モニターと陣痛分娩監視装置で胎児の心拍を常時確認しながら進められます。万が一の緊急帝王切開にも即座に対応できるバックアップ体制が整った周産期母子医療センター等で実施されることが多く、セルフケアとは一線を画す高度な専門医療領域です。