国内最大級のイラスト投稿プラットフォーム「Pixiv」では、季節を問わず花火をテーマにした作品がタイムラインを彩る。投稿サイト上でユーザーの目を惹きつけ、高い評価を得る作品には明確な共通点が存在する。それは単に花火そのものを描くだけでなく、キャラクターの影や水面の反射といった「周辺の要素」に光の効果を巧みに波及させている点だ。
現在、Pixiv内で数多く共有されている技法書・チュートリアルでも、背景の暗さと花火の明暗コントラストのつけ方や、空気中の煙(スモーク)の表現が強調されている。中心部を白飛びに近い明度にし、先端に行くにつれて色温度を変化させる配色テクニックは、タイムラインで一際存在感を放つ黄金律となっている。