多くの人が混同しがちだが、旧車會のメンバーの多くは「自分たちは暴走族とは違う」と主張する。彼らは成人であり、昼間にツーリングを行い、道路交通法を遵守する姿勢を見せるグループも少なくない。しかし、その境界線は極めて曖昧だ。違法改造されたマフラー、コールと呼ばれる独特のアクセルワークによる騒音は、周囲から見れば暴走族そのものである。
警察側の見解も厳しい。たとえ「旧車會」を名乗っていても、共同危険行為や騒音防止条例違反に該当すれば容赦なく摘発される。このグレーゾーンの存在が、彼らに対する世間の冷ややかな視線を固定化させているのだ。