インターネット上の掲示板やSNSでは、「吉本の序列=芸人が会社の役員になって牛耳っている」という極端な噂が散見されますが、これは事実と一部異なります。
過去には大御所芸人が取締役に就任した事例や、現在も相談役・特別顧問的な立場で経営に助言を行う大物タレントは存在します。しかし、現在の吉本興業はホールディングス体制のもとで近代的な企業統治を進めており、芸人が直接人事権や経営判断を握っているわけではありません。
「役員待遇」と呼ばれる芸人たちの実態は、会社組織の管理職というよりも「経営陣が個別に最大限の敬意と特別配分を支払う契約を結んでいる功労者」です。明石家さんまやダウンタウンのように、独立や他社移籍をせず吉本に留まり続けることで会社に莫大なブランド価値をもたらす存在に対し、特別枠のマネジメントを行っているというのが実情です。