近年のシーンを牽引してきた筆頭格といえば、間違いなく『来世は他人がいい』と『恋と弾丸』の2作だ。SNS上の口コミから火がつき、単なる漫画の枠を超えた社会現象としてヒット街道を爆走している。
講談社のアフタヌーンで連載中の小西明日翔による『来世は他人がいい』は、関西最大の極道組織の孫娘と、関東の極道組織の孫息子の狂気的な関係を描いたスリリングな傑作。主人公二人のクレイジーな駆け引きと重厚な心理描写は、読者を一気に作品の泥沼へと引きずり込む。一方、小学館のCheese!で爆発的人気を誇った箕野希望の『恋と弾丸』は、桜夜組の若頭と女子大生の運命的な恋を描いた純愛ドラマ。一瞬の油断も許されない裏社会の抗争と、命がけで交わされる濃厚な愛のギャップが乙女心を激しく揺さぶる。