本商品がこれほどまでに人々の記憶に刻まれている背景には、2016年12月の初登場時に起きた前代未聞の販売休止劇があります。
発売されるやいなや、「アイスなのに完全にショートケーキそのもの」とテレビやSNSで爆発的な拡散を記録。明治が想定していた年間販売計画をわずか数日で大幅に突破し、工場の生産能力がまったく追いつかなくなる事態に陥りました。発売からわずか3日ほどで明治から異例の「一時販売休止」が公式発表され、翌年秋に十分な供給体制を整えて再販されるまで、幻のアイスとして語り継がれることになったのです。
消費者をそこまで熱狂させた最大の要因は、計算し尽くされたこだわりの4層構造でした。
- 1層目(天面):甘酸っぱくジューシーな「いちご果肉ソース」
- 2層目:コク深くまろやかな「カスタード風味アイス」
- 3層目(中央):ケーキのスポンジ生地を想起させる「バター風味クッキー」
- 4層目(底面):軽やかな口当たりの「ホイップクリーム風アイス」
スプーンを底までまっすぐ差し込んで一度に口へ運ぶことで、口の中でケーキのパーツが一体化する体験は、従来のカップアイスの常識を覆す圧倒的な完成度を誇っていました。