グループの個性を決定づける立役者として、アクロバットの限界に挑み続けてきた最高峰の表現者たちがいる。たとえばA.B.C-Zの塚田僚一は、連続バク転の記録保持者としても知られ、その圧倒的な身体能力と重力を感じさせない滞空時間で観客を圧倒してきた。彼のパフォーマンスは、まさに職人技と呼ばれるに相応しい精度を誇る。
一方で、現代のアイドルシーンを牽引するSnow Manの佐久間大介は、ダンスの表現力とブレイクダンス要素を高次元で融合させたアクロバティックな立ち回りで異彩を放つ。曲の感情表現に合わせて空中でのシルエットまで計算し尽くす彼のスタイルは、単なる大技の披露にとどまらない「魅せる芸術」として高い評価を得ている。