労働時間が規制されたことで「年収が下がるのではないか」という不安が広がっていた。しかし実態は逆だ。最新の非公開求人データや業界の内部指標を紐解くと、未経験者から年収600万円以上を狙える求人の割合は、過去最高水準に達している。なぜ残業が減りながら給料が上がっているのか。
最大の理由は、運賃の値上げに成功した企業がその原資をダイレクトに給与還元し始めている点にある。優良企業は荷主とのタフな交渉を経て適正運賃を獲得し、歩合給頼みだった基本給の底上げを実施した。求職者がチェックすべき優良企業の指標は明確だ。「基本給の比率が高いか」「荷降ろし作業の自動化が進んでいるか」「コンプライアンス順守の公的認定を取得しているか」の3点である。一般には公開されない未公開求人や非公開案件には、こうした条件を網羅した隠れた名門企業が多数潜んでいる。