国際相場の急騰は、日本の消費者の日常にもダイレクトに影響を及ぼしています。特に顕著なのが、長らく「130円前後」の手頃な価格帯で親しまれてきた缶コーヒーの値上げです。
飲料各社が缶コーヒーの値上げに踏み切った理由には、原料となるロブスタ種の調達コストが倍近くに跳ね上がったことに加え、アルミ缶やスチール缶などの包材費、国内輸送コストの上昇があります。1本あたり150円〜180円前後へと価格改定が進み、自動販売機やコンビニでの購買心理にも変化が見られます。
家庭用のレギュラーコーヒー製品も、各メーカーが内容量の減量(実質値上げ)や10〜30%規模の店頭価格引き上げを相次いで実施しました。大手カフェチェーンや専門店でも看板ブレンドやドリップコーヒーの改定が続いており、コーヒー供給不足の影響はあらゆるチャネルに広がっています。