かつて長野県のスポーツといえば、厳しい冬の気候ゆえに屋外競技の制約が課題とされてきた。しかしインドアスポーツであるバスケットボールにおいて、その環境は大きなアドバンテージへと反転した。天候に左右されない高品質な屋内トレーニング施設が県内各地に整備され、中高生世代の育成環境が劇的に進化している。
信州ブレイブウォリアーズのU15・U18ユース組織は、最先端のデータ分析とフィジカルトレーニングをいち早く導入。今季はU18日本選手権で上位に食い込み、アンダーカテゴリーの日本代表候補を相次いで排出している。雪国ならではの粘り強さと、科学的アプローチの融合。これが全国から注目を集める「信州ユースモデル」の正体だ。