日本の航空会社が保有・運航する旅客機の中で、名実ともに最大サイズを誇るのがANAのエアバスA380「フライングホヌ」です。ウミガメをモチーフにした愛らしい特別塗装が目を引きますが、その実態はまさに「空飛ぶ巨大建造物」と呼ぶにふさわしいスケールを誇ります。
機体スペックを見ると、全幅(翼幅)約79.8m、全高約24.1m、全長約72.7m。全高24.1mは一般的なビルのおよそ8階分に相当し、滑走路に駐機している姿を見上げるだけでも他の旅客機とは一線を画す威容が伝わります。最大離陸重量は約560トンに達し、ジャンボ機をも凌駕する世界最大の総2階建て旅客機です。
座席数は日本の旅客機史上最多となる520席を設定。1階(メインデッキ)にエコノミークラス383席、2階(アッパーデッキ)にファーストクラス8席、ビジネスクラス56席、プレミアムエコノミー73席を配置した贅沢な4クラス構成となっています。このキャパシティを活かし、同機は東京(成田)とハワイを結ぶ成田〜ホノルル線の専用運航路線を中心に投入され、バカンス客を大量かつ優雅に運び続けています。