「池田大作氏は生前に北朝鮮を極秘訪問したのではないか」という言説もネット上で度々囁かれますが、結論から言えば池田名誉会長が生涯において北朝鮮を訪問した事実は一度もありません。
池田氏は中国、旧ソ連、アメリカなど世界各国を歴訪し、周恩来総理やゴルバチョフ大統領、キッシンジャー博士らと会談を重ねてきましたが、北朝鮮への渡航記録は存在しません。同氏が朝鮮半島に関連して注力したのは、むしろ韓国との文化・学術交流でした。
1990年代以降、池田氏は韓国の大学から多数の名誉博士号を授与され、日韓の歴史的友好を推進する活動を展開しました。北朝鮮に対しては、年頭の「平和提言」などを通じて六者協議の推進や核兵器放棄を訴え続けたものの、体制を賛美したり金正日・金正恩政権と直接接触したりした事実は皆無です。平和対話の理念が、いつの間にか「指導者同士の密接な関係」へとすり替えられて語られたのが真相です。