嵐山屈指の人気を誇る竹林の小径は、訪れる時間によってまったく異なる表情を見せます。午前10時を過ぎると観光ツアーや修学旅行生、インバウンドの旅行客が集中し、道幅約3〜4メートルの小道はすれ違うのも一苦労な状態へと一変します。
特に春の桜シーズンや秋の紅葉期、週末の昼前後は、人の波で前方の竹林が見えにくくなるほどの混雑状況に達します。「静寂の中で竹が擦れ合う音を聞く」という本来の風情を味わいたいのであれば、日中のピークタイムを避ける判断が求められます。
人がいない時間を狙うなら、早朝7時台から午前8時前までの時間帯が決定的なチャンスとなります。この時間であれば、歩く人の姿もまばらで、凛とした冷たい空気と竹林の青々とした香りを五感で独り占めできます。