2016年6月末、前事務所との契約期間満了に伴い独立を決意した彼女は、同年7月に芸名を「のん」へと改名することを発表しました。
なぜ本名である能年玲奈を名乗ることができなくなったのか。その理由は、前事務所との契約条項に「契約終了後も本名を含む芸名を使用して芸能活動を行うには事務所の承諾が必要」という旨の取り決めが存在していたためです。本名であっても商標権やマネジメント契約の縛りによって法的な係争に発展するリスクを避けるため、苦渋の決断として「のん」への改名を選びました。
改名当時、彼女は「シンプルに、のんびり、自由に表現していきたい」と語り、逆境をポジティブなエネルギーへと転換させました。本名を奪われるという前代未聞の苦境に立たされながらも、彼女は自らの意志で新しい道を切り拓き始めたのです。