北公次(本名:松下公次)は1949年1月20日、和歌山県みなべ町に生まれました。幼少期から卓越した運動神経を誇っていた彼は、上京後にジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏に見出され、芸能界への第一歩を踏み出します。
1967年、北公次、江木俊夫、おりも政夫、青山孝史(当時は青山孝)の4人で「フォーリーブス」を結成。翌1968年に『オリビアの調べ』でレコードデビューを果たすと、瞬く間にトップアイドルの座へと駆け上がりました。
グループのリーダーを務めた「コーちゃん」こと北公次は、ステージ上で華麗なバク転や宙返りを披露。それまでの歌って踊る歌謡アイドルの概念を覆し、「アクロバットを取り入れたパフォーマンス」という新たなアイデンティティを日本芸能界に定着させたパイオニアでした。NHK紅白歌合戦に7年連続で出場するなど、1970年代の音楽シーンの中心で輝きを放ちましたが、グループは1978年に惜しまれつつ解散を迎えます。