ドジャースの公式アカウントを観察していて興味深いのは、英語と日本語が自然に交差するそのキャプション表現だ。日本のカルチャーや流行語を意識した短い日本語のひとこと、あるいは絵文字だけを添えたシンプルな投稿が、驚くほど高いエンゲージメントを叩き出している。
言語の壁を「翻訳」によって超えるのではなく、感情のニュアンスやノリで共有させるアプローチ。現地のアメリカ人ファンと日本のファンがコメント欄で相互に反応し合い、言葉が通じずとも同じシーンで盛り上がる。こうしたグローバルなコミュニティ形成が、ひとつの投稿内で完結している点は従来のスポーツビジネスにはなかった構造だ。