摘便とは?介護職の実施可否や正しい手順・危険なリスクを徹底解説

摘便とは?介護職の実施可否や正しい手順・危険なリスクを徹底解説

摘便とは?介護職の実施可否や正しい手順・危険なリスクを徹底解説について専門的な視点から解説いたします。最新の情報をご覧ください。

Q1:摘便を行う際、患者が激痛を訴える最大の理由と対策は何ですか?
A1:最大の理由は、緊張によって肛門括約筋が収縮している状態へ無理に指を挿入すること、および潤滑剤の不足による摩擦です。対策として、局所麻酔成分入りのゼリー(医師指示下)やワセリンを十分に塗布し、左側臥位で深呼吸を促しながら呼気時にゆっくり指を進めること、さらに便塊を一気に引かず小分けに崩す手技が有効です。

Q2:在宅介護で家族が摘便を行うことは法律違反になりますか?
A2:同居の家族などによる介護は業(反復継続する業務)としての医療行為には当たらないため、直ちに医師法違反とはなりません。しかし、前述の通り迷走神経反射による急変や直腸穿孔のリスクが極めて高いため、家族であっても自己流で行うのは大変危険です。必ず主治医や訪問看護師から具体的な指導と指示を受けてください。

Q3:摘便中に患者の顔色が悪くなり冷や汗をかき始めたらどうすべきですか?
A3:迷走神経反射による血圧低下・ショックの兆候です。直ちに処置を中断して指を抜き、頭部を低くし足を少し高くする体位(下肢挙上)を取らせて安静を保ちます。バイタルサイン(血圧・脈拍・SpO2)を測定し、意識レベルの確認と同時に医師へ緊急連絡を行ってください。

吉田 誠
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吉田 誠

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