あのハイトーンな「トゥース!」というフレーズ。実は、ただの思いつきで生まれた言葉ではない。高校時代、春日俊彰と相方の若林正恭はアメリカンフットボール部に所属していた。当時、チーム内で使われていたアメフトの掛け声やディフェンスの番号コールが、時を経てお笑いの武器へと変貌を遂げたのだ。
若林正恭の鋭い突っ込みに対し、春日が胸を張って発したその一言は、舞台上で異彩を放った。「なんだその挨拶は」と突っ込まれながらも、理屈抜きで観客の爆笑をかっさらっていく力強さがある。意味のない言葉に魂を込める。それこそが、彼の持つ芸人としての天性の華であり、計算を超えた笑いの真骨頂なのだ。