鳩山邦夫氏が亡くなったのは、2016年6月21日午後のことでした。享年67歳。現役の衆議院議員として活動を続けていた最中の悲報であり、入院先の東京都内の病院で静かに息を引き取りました。
所属事務所および関係者から発表された正式な死因は「十二指腸潰瘍」でした。十二指腸潰瘍は胃酸やピロリ菌、ストレスなどの要因によって腸壁が深く傷つく疾患です。重症化すると潰瘍部から大出血(下血・吐血)を引き起こしたり、腸壁に穴が開く「穿孔(せんこう)」を起こして急性腹膜炎を併発したりすることがあり、急激な全身状態の悪化を招く危険性を孕んでいます。
鳩山氏は亡くなる直前まで政治活動への情熱を失っておらず、参議院議員選挙の応援や自身の政策グループの会合にも意欲を見せていました。それだけに、あまりにも突然の容態急変と最期の報せは、多くの関係者に深い衝撃を与えました。