トレードマークである白塗りに近いファンデーションと切れ長のリキッドアイライン。独特のヴィジュアル系メイクを施している松陰寺太勇ですが、その本名は松井 勇太(まつい ゆうた)といいます。芸名の「松陰寺太勇」は、自身の出身地である山口県にゆかりの深い幕末の志士「吉田松陰」にあやかり、本名の一文字を組み合わせて名付けられました。
舞台を降りてメイクを完全にオフしたすっぴんの素顔は、誰もが驚くほどの爽やかさを誇ります。自身の公式YouTubeチャンネルやSNSでノーメイク姿を公開した際には、「俳優のようだ」「素顔のほうが圧倒的にモテそう」と大きな反響を呼びました。涼しげな目元と整った鼻筋を持つ端正な顔立ちは、ファンの間でもたびたび話題にのぼります。
そもそも彼がなぜあの奇抜なメイクに行き着いたのか。その背景には、長年結果が出なかった下積み時代の苦悩と試行錯誤がありました。当初はスーツ姿の正統派漫才を試みるもインパクトを残せず、キザなキャラクターを模索する中で「着物姿にローラーブレード」という迷走期を経験。さらに強いインパクトを求め、自身が青春時代から愛好していたGLAYやLUNA SEAなどのヴィジュアル系ロックの要素を取り入れた結果、現在のアイコニックなメイクスタイルが完成したのです。