「明らかに違法なら、なぜ白昼堂々と警察に捕まらず走っていられるのか」という疑問はごく自然なものです。取り締まりが難航する背景には、法律の解釈と立証の壁が存在します。
彼らは警察官や自治体のパトロールから職務質問を受けると、「ゴミを捨てているのではなく、価値のある品物を買い取っている(または無償で譲り受けている)」と主張します。廃棄物処理法は「不要物(ゴミ)」を運ぶ行為を規制しているため、業者が「これは古物(リサイクル品)の仕入れだ」と言い逃れをすると、現場の警察官がその場で廃棄物と断定して現行犯逮捕することが法的に難しくなります。
さらに、車体に屋号や電話番号を記載せず、名刺にも架空の住所やプリペイド式の携帯電話番号しか載せないため、被害者が被害届を出した段階ではすでに拠点を移動しており、足取りを追うのが極めて困難です。