ゲームの世界観をアニメへと昇華させる試みは、過去に幾度となく行われてきた。だが、これほどまでの世界的成功を収めた例は極めて珍しい。
サイバーパンク特有の過剰な色彩と、人間の肉体・精神の歪みを描く強烈な描写。海外大手IPとのコラボレーションにおいて、服部晴治は単なる窓口にとどまらない存在感を示した。クリエイティブの核を守り抜きながら、世界規模のマーケティングと連動させる絶妙な舵取りである。
圧倒的なスピード感とエモーショナルな物語は、海外の批評家をも唸らせた。結果として、世界的なメガヒットを記録。日本のクリエイターが世界中のリビングルームへダイレクトに作品を送り込める時代が到来したことを、鮮烈に証明してみせた瞬間だった。