エンターテインメント作品における同性愛の描かれ方も大きく進化した。社会現象を巻き起こしたドラマ『おっさんずラブ』は、同性同士の恋愛を喜劇的に扱いながらも、相手を愛おしく想う純粋な感情を温かい眼差しで描き、茶の間の支持を獲得した。
さらに、『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』などの作品は、繊細な心情描写と丁寧な人間ドラマによって国内外で爆発的なヒットを記録した。かつてはサブカルチャーの枠にとどまっていたボーイズラブ(BL)コンテンツが、メインストリームの映像作品として定着したことで、世間の性的マイノリティに対する理解や親近感は格段に深まったといえる。