1学年約140名の医学部生のうち、約20名は東南アジアをはじめとする海外からの留学生だ。彼らの多くは母国のトップ層であり、極めて高い意欲を持って成田にやってくる。この多様性あふれる環境が、キャンパス全体の空気を研ぎ澄ませている。
文化や宗教、医療に対する価値観の違いは、日常のディスカッションで頻繁に表面化する。患者の死生観や医療倫理について議論する際、多角的な視点からアプローチできる経験は、将来どんな国や地域でも活躍できる柔軟な医療人を育む。学食やライブラリーで交わされるカジュアルな会話そのものが、国境を越えたネットワークの糧となっている。