バットフリップに関して、インターネット上などでよく見られる代表的な誤解を整理・検証します。
最も多い誤解は、「バットフリップは公認野球規則で禁止されており反則になる」という思い込みです。実際には公式ルールブック上に禁止規定はなく、審判がバット投げそのものを理由にアウトを宣告したり退場処分を下すことは原則としてありません。
ただし、投げたバットが捕手や球審に直撃したり、相手ベンチに飛び込むなど物理的な危険が生じた場合は、守備妨害や危険行為として警告・処分の対象となります。また、ネット上で「報復死球は今でも日常茶飯事」と語られることがありますが、近年のMLBやNPBでは頭部付近への投球に対して即座に退場処分が下される厳格な運用(危険球退場ルール)が徹底されており、報復行為自体が極めてリスクの高い行為となっています。