大手旅行サイトやSNS、コミュニティ掲示板に投稿された利用者の生の声を集約すると、評価が二分するポイントが浮き彫りになってきます。
ポジティブな評価として圧倒的に多いのは、「撮影した写真を後から見返した時の面白さ」と「子どもや友人の意外な演技力を発見できる楽しさ」です。「普段は写真を撮りたがらない子どもがノリノリでポーズを決めてくれた」「アルバムを作ったときに最も盛り上がる写真が撮れた」という声が多く、単なる美術鑑賞にとどまらないコミュニケーション装置としての価値が高く評価されています。
一方で、現場のリアルな苦言として目立つのが以下の2点です。
「同行者のポーズ指示と撮影に追われ、撮影係の親が一番疲労した」
「スマートフォンで動画や写真を撮りまくった結果、2館目でバッテリー残量が危険水域に達した」
トリックアートの真価を引き出すには、床面に記された「撮影適正位置」にカメラを構え、被写体に絶妙な表情やポーズを演じてもらう必要があります。この撮影ディレクションを連続して行うため、精神的・体力的なエネルギーを想像以上に消費します。モバイルバッテリーの持参と、撮影係を途中で交代するチームプレーが現地での満足度を大きく左右します。