どれほど毛並みに恵まれた品種であっても、日々の手入れを怠ると毛玉やフェルト化の原因になってしまいます。サロン帰りのようなマシュマロ触感をキープする猫の被毛ケア方法において、基本となるのがブラッシングです。
毛並みを傷めない猫のブラッシングのコツは、適切なブラシの使い分けにあります。まずはピンブラシやスリッカーブラシで毛先の絡まりを優しくほぐし、仕上げにコームを使って根元から毛流を整えます。いきなり根元から強く引っ張るのではなく、毛先から少しずつ段階的に梳かすのが愛猫にストレスを与えない鉄則です。
特に春と秋に訪れる猫の換毛期のお手入れは極めて重要です。この時期は抜け毛の量が急増するため、放置すると毛繕いの際に大量の毛を飲み込んでしまい、体内で毛が固まる「毛球症」を引き起こす危険があります。換毛期には朝晩1日2回、各5分程度のブラッシングを習慣化しましょう。